発表会で演奏した、あるいは日々のレッスンの間に先生から合格をもらった曲……
これを時々思い出して弾くと、また新しい発見に出会えます。
例えば、昔弾けなかったところが弾けるようになっていたり、もっと余裕を持って弾けるようになっていたり……
他には、前はこういう解釈だったのに、今弾くと、また違った解釈ができたり……
これは小説を読んだ時に似ているかもしれません。
同じ小説でも、自分自身が人生でいろいろな経験をしてから読みなおすと、全然違う話のように見えてきたりしますよね。(そこが小説のおもしろいところですね)
昔弾いた曲に再チャレンジする時に、前より技術的に余裕が出てくることで、視野が広くなり、さまざまな視点からその曲をみることができます。
中には、一生懸命がんばった曲なのに久しぶりに弾くと「あれ!?弾けなくなってる!」と思うこともあるかもしれません。
でも何回か練習し直すと、前より早く感覚を取り戻して弾けるようになるはずです。それも成長の証。
前弾けていたのにダメだった…とそこで諦めず、何度かトライしてみてください。
きっと新しい発見に出会えるかもしれません。
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