弓を使う右手の「バランス」について
日々感じていることを今日はお話ししたいとおもいます。
良い音を出すのに、弓のバランスを頭の中で常に考えながら(もちろん出ている音をしっかり耳で聴いて)演奏すると、自分が出したい音に近づける気がします。
さて、ここでいう「バランス」をとるために必要な条件とは
1.弓の使う長さ
2.弓の使う速さ
3.弓に乗せる重さ
この3つを常に意識して弾くようにする。
この3つのバランスがひとつでも崩れると、芯のない音になったり、圧力の強すぎる音になったりします。(ぎぎぎっという音)
他にも角度、弓を乗せる位置、弓を使う毛の量などもプラスに考えられると良いですが、
とにかくまずは「長さ・速さ・重さ」の3つのバランスを取ることを常に意識しましょう。
バランスが取れたことではじめて「安定の音」が出せるようになるので、
そこからビブラートなども加え、色合いを様々に変えていくことが可能です。
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